アムウェイビジネスをしている人にとって、自費での買い込みは身近な行為だと思います。
しかし中には、買い込みした商品を捌ききれず、転売などによって在庫処分する方もいらっしゃるのではないでしょうか。このような行為は「スタッキング」と呼ばれ、最近の事例でも明るみになったように、場合によっては解雇・クビになる可能性があります。
アムウェイはPV数に応じてボーナスやタイトルを獲得できる仕組みですので、足りないPVを自費購入で補うのは致し方ない場面もあります。しかしながら、アムウェイビジネスから退場せざるを得ない状況になっては、元も子もなくなってしまいます。
そこでこの記事では、買い込みによる解雇・クビの実態や、そのリスクを回避するためにはどうしたらよいのかを解説します。
アムウェイビジネスのクビ・解雇の意味と処分事例
まず、一口にクビ・解雇といっても、指している意味が異なる場合があります。
まず会員規約やコンプライアンス違反によって、アムウェイ社から会員契約を強制的に解除されることを指す意味の場合。そして、副業でやっていたアムウェイビジネスの影響によって、本業の会社から解雇されることを指す意味の場合です。
それぞれに意味合いが異なるので、事例を交えて詳しく解説します。
クビ・解雇の意味①:会員契約を強制解約される
重大なコンプライアンス違反があった場合は、違反した会員は日本アムウェイ社から活動停止の措置を受けたり、悪質な場合は会員契約を強制解雇されます。
アムウェイ倫理綱領・行動規準(2023年)によると、
- アムウェイのイメージを著しく損なった場合
- 「 アムウェイ倫理綱領・行動規準」、その他のアムウェイの規定に違反した場合
ABOが上記いずれかに該当するとアムウェイ側が判断した場合、その ABO 資格を解約することができると明言されています。
さらに、商品を流通させる行為については、以下のとおり禁止事項が定められています。
- 広く一般への販売を目的としたオンライン上のプラットフォームを利用してアムウェイの商品を流通させることは禁止。(例:アマゾン、楽天、ヤフー、メルカリ、オークションサイトなど)
- 上記行為を行う第三者へ商品を流通させることは禁止。
- 影響力のある第三者を活用して、アムウェイの商品の流通を代行させるような行為は禁止。
特に上記の1については、アムウェイ側が監視の目を強めている状況であり、後述しますがAmazonや楽天での販売は特にリスクが高いと考えられます。
そんな中、高いランクを保持するいわゆる“成功者”と呼ばれるABOが解雇されるという事例がいくつか発覚しています。
まず買い込みに困窮し窃盗に及ぶという犯罪行為を行ったABOの解雇事例があり、さらにそれとは別件で、大量転売によって解雇された著名ABOの事例も明るみとなり、多くのアムウェイビジネス関係者を驚かせました。
こういった事例は、成功者を目標にビジネスに励む多くのABOの方はもちろん、在庫を抱えるABOの方にとっても大きな不安要素となってしまっているのではないでしょうか。
クビ・解雇の意味②:本業をクビになる
ある会社に勤めている社員が、アムウェイビジネスを副業でやっていた場合に起こりうる解雇です。
まず、就業規則に副業禁止が規定されている場合は、懲戒解雇となるケースがあります。また、他の社員への勧誘行為等によって本業の会社業務を阻害した場合は、背信行為と判断されて解雇される場合もあります。
100%そうなるというわけではないですが、副業としてアムウェイビジネスを行っているのであれば、そうなる可能性があることを知っておきましょう。
クビ・解雇を回避するには
まずは、法律やアムウェイのルールに準じた“まっとうな”ビジネスをすることが基本です。上記の②であれば、本業を巻き込まないようしっかりと区別しておけば、リスクは回避できます。
よく考えないといけないのは上記の①の方です。実質的には、どうしても買い込みが必要な場合もあるかと思いますが、買い込んだ商品をどのように処分するのかを考えておく必要があります。
結論から申し上げると、買い込み商品の在庫処分には、最も信頼のおける買取専門店を選定し、そこを利用するのが一番堅実です。
買取専門店選びの基準とは?
買取専門店を選定するうえで、まず買取価格に目が行ってしまうかと思いますが、一番大切なことは「いかに身バレリスクを避けるか」です。
まず重要となるのは、アムウェイ社の監視動向を熟知した買取店であることです。
何年もやってきた実績がある店舗であればさまざまな対策を取っています。しかしながら、インターネットで検索すると多くの買取店がヒットします。その中には、高価買取を前面に出しているものの、実態として何のリスク対策もしていない業者である可能性もあり、注意が必要です。
さらに、買取店がどのように商品を再流通させているかも重要です。買取店が買い取った商品は、ほとんどの場合がインターネット上で再流通されています。その方法は、大きく下記の3つです。
- フリマサイト・ネットオークション:メルカリやヤフオクなど、消費者が別の消費者に商品を販売する、いわゆるCtoC取引の形態。
- ショッピングモール:楽天・Amazon・Yahooショッピングなど、大型プラットホーム上に出店する形態。
- 独自の通販サイト:買取店が独自のドメインで販売サイトを運営し、販売するクローズドな形態。
先述したように、アムウェイは、オンライン上のプラットフォームを通して商品を広く流通させることを禁止しています。特にフリマサイト・ネットオークションに関しては監視の目を強化しているため、身バレのリスクは一番高いといえるでしょう。
また、Amazonや楽天などで商品を購入するのが一般的になっている昨今、正規販路の侵害につながりかねないショッピングモールでの流通に関しても、今後監視が強化される可能性は高いと思われます。
アムウェイは自社の通販サイト以外にも、Amazonでも公式ショップを運営しています。そうなると、例えばAmazonで買取店舗が販売している商品についても、消費者がアムウェイの問い合わせ窓口に問い合わせる可能性が少なからず発生するでしょう。そこから不正な販路が発覚し、結果的に身バレ&解雇という結末も考えられます。
これらを鑑みると、フリマサイトやネットオークションはもちろん、Amazonや楽天など大手ショッピングモールを使った再流通も身バレのリスクが高く、買取店の利用に対しての大きな不安要素となりそうです。
買取店を選ぶにあたっては、できる限り③の形態としているところにすることをお勧めいたします。
MLM製品買取専門店・ベストケアオンラインのご紹介
ベストケアオンラインは、アムウェイをはじめとするMLM製品の買取専門店で、2003年に創業し、今年で実に20年目を迎える老舗です。
小口から大口のお申込みまで幅広く対応し、個人・法人を問わず幅広い層のABO様からの信頼を獲得してきました。
「商品の追跡コードを含む、身バレ防止の徹底」「独自ドメインの自社サイトのみでの販売を厳守」という徹底したリスク低減に努めるだけでなく、ABOの方を最大限サポートするノウハウを持っています。
例えば、ベストケアオンラインでは、在庫の高価買取はもちろん、全商品査定なしで高価買取予約ができる「ポイント買取システム」という独自サービスがあります。このサービスにはこれまで培ったさまざまなノウハウを盛り込んでいるため、リスクを避けながらもABO様のビジネスを力強くバックアップします。
アムウェイのクビ・解雇が心配な方は、ベストケアオンラインにご相談を!
アムウェイビジネスにおいて、ボーナスやタイトル獲得のために不当な買い込みを行っていると、クビ・解雇のリスクがあります。
とはいえ「PVが足りない→買い込む→買取店で買い取ってもらう」という流れは常態化しているのも事実ですので、クビ・解雇の回避には、信頼できる買取店を見つけることが何よりも重要であることが分かります。
すでに買取店を利用しているABOの方も、その買取店がどのように商品を流通させているかあらためて確認し、リスクを十分に考慮した信頼できるパートナーなのかどうか、改めて検討してみることをお勧めします。