アムウェイを始めようかお悩みの方やすでに始めている方で、その成功率が気になるという方も多いのではないのでしょうか?「アムウェイに誘われたけど、稼いでる人がどれくらいいるのかわからないから不安だ」というのもよくあるお悩みです。
そこで本記事では、MLM買取専門会社だからこそ分かる、アムウェイの成功率についてご紹介します。
そもそもアムウェイって儲かるの?
儲かるかどうかでいえば「アムウェイは儲かる」ということになります。
アムウェイビジネスをはじめとしたNB(ネットワークビジネス)は、その人個人の力だけでなく、その人が構成したグループも含めより多く製品を流通させた場合に、その努力に対して報酬を獲得できるシステムになっています。個人およびグループの成果によって平等に報酬が与えられるので、条件を満たせば誰もが稼げる可能性を持っているということです。
アムウェイの報酬システム
アムウェイビジネスを始めるにあたって、その登録を済ませたディストリビューターをABO(アムウェイビジネスオーナー)といいます。ABOはアムウェイ商品を仕入れ価格で購入でき、それを販売することで小売利益を獲得します。商品をたくさん売れば売るほど、利益が増える仕組みで、これは一般的な小売でも同様です。
しかし、アムウェイで稼いでる人は、この小売利益だけで稼いでるわけではありません。
アムウェイビジネスは小売利益に加え、ABO獲得活動に対する「ボーナス」も付与される仕組み。自分の下にダウンライン(後輩ABO)を構築し、ダウンが商品を販売することで、それも含めたグループ全体の売上に対して、月ごとにボーナスが支払われます。
ピン・レベルの取得でさらに儲かる
アムウェイビジネスには、さらにピン・レベルというランク制度が準備されています。商品の販売・ABO獲得活動で実績を重ねる中で、グループ全体の売上が規定のラインに達することで与えられる称号で、その種類は実に22種類にも上ります。
- SP(シルバープロデューサー)
- GP(ゴールドプロデューサー)
- DD(ダイレクトディストリビューター)
- F DD(ファウンダーズ ダイレクトディストリビューター)
- R DD(ルビー ダイレクトディストリビューター)
- FR DD(ファウンダーズルビー ダイレクトディストリビューター)
- ExR DD(エグゼクティブルビー ダイレクトディストリビューター)
- S DD(サファイア ダイレクトディストリビューター)
- FS DD(ファウンダーズサファイア ダイレクトディストリビューター)
- ExS DD(エグゼクティブサファイア ダイレクトディストリビューター)
- Em DD(エメラルド ダイレクトディストリビューター)
- FEm DD(ファウンダーズエメラルド ダイレクトディストリビューター)
- ExEm DD(エグゼクティブエメラルド ダイレクトディストリビューター)
- D DD(ダイヤモンド ダイレクトディストリビューター)
- FD DD(ファウンダーズダイヤモンド ダイレクトディストリビューター)
- ExD DD(エグゼクティブダイヤモンド ダイレクトディストリビューター)
- WD DD(ダブルダイヤモンド ダイレクトディストリビューター)
- TrD DD(トリプルダイヤモンド ダイレクトディストリビューター)
- C DD(クラウン ダイレクトディストリビューター)
- CA DD(クラウンアンバサダー ダイレクトディストリビューター)
- FCA DD(ファウンダーズクラウンアンバサダー ダイレクトディストリビューター)
- DCA DD(ダブルクラウンアンバサダー ダイレクトディストリビューター)
それぞれの称号に規定の条件があり、ランクアップが進みグループが成長するにつれ、リーダーシップに対してもボーナスが支払われるようになるシステムです。
ビジネスをいつスタートしたかは問題ではない
アムウェイビジネスにおける報酬の獲得について、よりイメージが湧きやすいように例を挙げて説明しましょう。
【登場人物】
- アムウェイビジネスを始めたAさん
- ビジネスに興味のあるBさん
- アムウェイ商品を購入検討しているCさん
アムウェイビジネスを始めたABO・Aさんが、まずはBさんに商品を売ることで小売利益を獲得。加えてビジネスにも興味を持ったBさんを、ABOに勧誘します。Bさんが商品をCさんに販売することで、Bさんをダウンに持つAさんのグループは、全体の売上に準じたボーナスを獲得。さらにBさんがCさんをABOに勧誘することで、AさんのグループにはCさんも含まれることになり、Cさんが商品を販売すれば、ボーナス額はさらにアップするという仕組みです。
このように、グループには直下のダウンBさんが勧誘したCさんも含まれますので、Bさんのような直下のダウンを増やすことが、後々のボーナス額アップにつながることは言うまでもありません。また、BさんはBさんで、直下のダウンにCさんを持つグループを、Aさんと同じように構築していくことが可能です。
このようにアムウェイビジネスは、ABO一人一人の製品流通形成の努力に対して、平等な計算方法でボーナスが付与されるシステムを準備しています。つまり、頑張り次第ではBさんがAさんの報酬を上回ることも可能。ビジネスをいつスタートしたかはまったく問題ではなく、いつから始めても儲けられる可能性があるシステムを、アムウェイは準備しています。
ABO登録会員数ってどのくらいいるの?
報酬システムが分かった上で、さらに気になるのが国内でABO登録をしている人がどのくらいいるのか?ということではないでしょうか。
日本アムウェイによると、2021年8月末日現在でのABO登録数は、実に579,834組にも上るとのこと。それほど多くの人が、アムウェイビジネスに取り組んでいるということです。
ただし、ピン・レベルの上位ランクにいる人は、現状としてはその中のごくわずか。ここからは、その成功率について解説していきます。
アムウェイの成功率は?
国税庁の民間給与実態調査によると、日本人の平均年収は441万円です。このような現状において、ネットワークビジネスで成功するのはどれくらいの確率なのでしょうか。
そもそも成功の定義は人によって異なるので難しいですが、本記事では、年間1000万円をネットワークビジネスで稼いでる人を成功者と定義します。
アムウェイで年間平均1000万円を稼ぐランクであるエメラルドDD以上の人は、2016年会計年度で488組でした。また、日本人の平均年収に近い金額を稼ぐランクであるダイレクトディストリビューター以上までの人を含めると4162組でした。
ビジネス活動ができるディストリビューターの全数が約69万組いることから、年間1000万円をアムウェイで稼いでる人の割合は0.07パーセント、日本人の平均年収に近い金額を稼いでる人は0.6パーセントという結果です。
また、ネットワークビジネス業界全体では、1000万円以上稼いでる人は1パーセントと言われています。しかし、これはビジネス活動をしない人も含まれているため、ビジネス活動をするディストリビューターのみで計算した場合、1000万円以上稼いでる人は5パーセントに上昇します。この数値は起業して10年間会社を存続させられる人の割合と同程度です。
アムウェイで成功できるかどうかは精神論ではなく確率論の問題
アムウェイビジネスで稼いでる人がどのくらいいるのか?その成功率は決して高くはありません。
アムウェイの報酬システムを考えると「努力すればするほど儲けられる」というシナリオを描いてしまいがちですが、「成功すれば〇〇さん(成功者)みたいな生活が実現できる」と、成功したときのことだけに目を向け、目下の現実を見落としてしまっている人も多いようです。
アムウェイで成功できるかどうかは、精神論ではなく確率論の問題。確率的な数値をどのように捉えるかは人によって異なりますが、さまざまな確率と比較して、客観的に数値を見られるようにしておくことは大切です。
その上で、ビジネスを始めるのか?すでに始めている人はどのランクを目指していくのか、現実を見据えたビジョンを描くことも必要なのではないでしょうか。
どのような人が失敗するのか
ここまでは、アムウェイでの成功率についてご紹介しました。成功の定義はさまざまですが、俗にいう「成功者」はわずかであることが理解していただけたのではないでしょうか。
では、ご自身が成功者になるためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。他のビジネスにも言えることですが、成功者を真似するよりも、失敗する人の特徴を知ってそれを避けることが実は成功の近道となります。
そこで、ここからは失敗する人の特徴をご紹介します。
1:結果が出る前に辞めてしまう
1つ目は、結果が出る前にやめてしまうことです。
アムウェイで成功するためには、組織を形成することが要となりますが、その前に辞めてしまうケースが多々あります。具体的には、1年以内や半年以内で辞めるというケースが多いようです。この段階では実際にビジネスが実を結ぶのかどうかを判断するには早すぎます。
ネットワークビジネスで成功するためには「始めること、早く諦めないこと」が重要であることを覚えておきましょう。
2:目標が不明確
2つ目は、目標が明確でないことです。
アムウェイを辞めてしまう人は、そんな人がとても多い印象です。そのほとんどが、ネットワークビジネスを簡単に稼げるものとして捉えている傾向にありますが、ネットワークビジネスも仕事であるため、目標を明確にしてそれに向かって取り組まなければ結果を出すことは難しくなります。そのため、目標を明確にして、そこに向かってどう取り組むべきなのか、深く考えると良いでしょう。
3:いつまでにどんなステージに立っているか、計画を立てていない
3つ目は、計画を立てていないことです。
失敗してしまう人は計画を立てずにアムウェイをしている人が多いです。計画を立てるためには、何をいつまでに完了させるのか行動を細分化しておくことが重要です。タスクを明確にして期日を決めることで、ぼんやりとビジネスを続けることを避けることができます。
4:人脈を作るのには限界があると思っている
4つ目は、人脈の限界を定めていることです。
失敗する人の中には「誘う人がいない」「友人を誘いたくない」など既存の人脈に限った理由で辞めてしまう人が一定数います。しかし、現代はインターネットをはじめとして人脈の広げ方は多種多様です。オンラインとオフラインをうまく組み合わせながら、人脈を構築していくと良いでしょう。
5:自分自身がアムウェイを使っていない
5つ目は、商品を愛用していないことです。
ネットワークビジネスでは口コミなどで評判を広げることで広告費を削減して、その分を報酬として分配しています。つまり、多くの人がさまざまな商品を長く愛用することで、安定した収入を形成します。使ったことが無い人の口コミは参考にされないので、自身が商品を愛用したうえでリアルな口コミを提供できないと、いずれ行き詰ってしまいます。
6:勧誘のタイミングを誤っている
6つ目は、仲の良い人をいきなり誘うことです。
仲の良い人は話を聞いてくれる確率は高いですが、ご自身がアムウェイのことを深く理解していない状態では知識不足となってしまい、成約率は下がってしまいます。そのため本当に仲の良い人には、ご自身がアムウェイに関する知識を体系的に手に入れたうえで、成約を得る高い自信がある状態になってから勧誘すると良いでしょう。
7:勧誘対象の選定が苦手
7つ目は、中途半端な知人を勧誘することです。
中途半端な知人は話に乗ってこない可能性が高いだけではなく、悪評を共通の知人や友人にばら撒く可能性があります。その結果、本来は成約できる可能性が高かった知人や友人との距離が勝手にできてしまいます。
8:難易度の高い人を勧誘しようとしている
8つ目は、難易度の高い人を勧誘することです。
例えば、高学歴やエリート等は難易度の高い人といえるでしょう。彼らを説得するためには、かなりの知識量と矛盾しない説明が求められます。また、アムウェイで利益を上げるよりも本業に力を入れたほうが良いという考えを持っている人も多いため、組織としてもマイナス面が多くなってしまうことがありますので、得策とはいえません。
まとめ
本記事では、アムウェイの成功率と失敗する人の特徴についてご紹介しました。
アムウェイの成功率をどのように捉えるかはみなさん次第です。さまざまな確率と比較して、ご自身がどう感じたかを率直に考えましょう。
また、すでにビジネスを始めている人の中には、さまざまなハードルを感じている方も多いと思います。当社はMLM買取専門会社であるため、お困りのことがあるディストリビューターの方は、お気軽にご相談ください。