アムウェイビジネスにおいて最も多いお悩みが、過剰在庫を抱えてしまうというもの。
中には、フリマサイトやネットオークションへの転売を考えている方、転売が気になるものの、違法性や身バレが気になっている方などいらっしゃるのではないでしょうか。
転売を少しでもお考えの方は、ぜひ本稿をお読みください。結論から申し上げると、安易なフリマサイトやオークション転売はリスクが高くおすすめできません。今回は、その理由を詳しく解説していきます。
目次
アムウェイ製品転売の背景と現状
現状では、フリマサイトやネットオークションへの転売は後を絶たない状況です。
特にフリマサイトのメルカリが広く認知されるようになってからは、アムウェイ製品の転売件数の増加が顕著になっているように見受けられます。
メルカリでは、2019年3月まではMLM商品の出品を禁止していましたが、同年4月に規約内容を変更。その内容は「MLM・ネットワークビジネス・マルチ商法などの連鎖販売取引への勧誘は禁止するものの、出品は可能」というものでした。
転売が増加した背景には、このようなフリマサイトの規約変更などで、転売がしやすくなったことが大きく関係しているようです。加えて、品質の良さが認知されているアムウェイ製品だからこそのニーズの高さも、転売の加速に弾みをつけているといえるでしょう。
アムウェイ製品転売の事例:メルカリでの販売状況
メルカリでアムウェイを検索すると、驚くことに1000件以上もの製品にヒットするような状況です。
人気の鍋やインダクションレンジなどの調理器をはじめ、歯磨き粉・シャンプー・化粧品などの日用品、トリプルXをはじめとするサプリメント、中には空気清浄機などの大型家電など、転売と思われるものだけでなく、中古品も出品されています。
それらの中には、正規販売品でないもの、製品の保証期限が切れているもの、保管状態がわからないものなど、詳細が不明な出品も多数。
消費者の立場から見ると、決して安心して購入できる状況ではないものの、金額だけを見て購入する人が後を絶たないため、もしそこで品質に不具合があれば、アムウェイ製品自体の信頼にも関わることにもなりかねません。
メルカリを見ると、「これはディストリビューター(ABO)による出品だな」と分かるものも多く見られます。
一部ABOによる転売が、ほかのABOの販売活動の妨げになってしまっている事態に、アムウェイ側もじくじたる思いでいる状況と予想されます。そのため、アムウェイ以外のMLM商材と同様、今後より一層 メーカー側が転売防止策や監視の目を強めていくものと考えられます。
アムウェイ製品のネット転売は違法ではない
先に述べた現状でも分かるように、アムウェイ製品のネット転売自体は違法ではありません。
しかしアムウェイビジネスにおいては通常の商流に対して大きな妨げとなってしまうため、アムウェイではビジネス規約においてネットオークションやフリマサイトでの転売を厳しく禁じています。
今もなお増えている転売に対し、監視の強化に努めるだけでなく、見つかれば厳しい罰則を課す場合もあるのです。
メルカリの事例でも分かるとおり、出品数が多いので一見安全そうにも思えますが、実は身バレの確率は決して低くないといいます。
ここからは、アムウェイ製品の転売がバレてしまう理由や、バレてしまったときのリスクについて解説していきます。
アムウェイ製品転売のリスク|なぜバレるの?・バレるとどうなるの?
実はアムウェイでは、正規ルート以外の流通を防ぐため、一部の製品にシリアルナンバーを設け管理している可能性があります。つまり出品された商品のシリアルナンバーを見れば、販売元となるABOが特定されてしまうということです。
その他にも、アムウェイ側ではフリマサイトやオークションサイトを定期的にパトロールしており、さまざまな手段で転売行為をしているABOを監視している状況です。
年々その監視体制は強化されてきている傾向にあり、実際に身バレした話を耳にしたことがあるビジネスメンバーもいらっしゃるのではないでしょうか?
実際に転売がバレてしまったら、場合によってはボーナスやピン・レベルのはく奪という重い罰則が課せられることになる可能性もあります。
さらに自身のグループのスポンサーにも転売のことは報告されるため、グループ内の信頼を大きく失ってしまいます。
ネットワークビジネスにおいて仲間の信頼を失うことは、何よりも大きな罰則に値するのではないでしょうか。こうなると、もはやビジネスを続けていくことは難しくなるでしょう。
アムウェイ製品をネットで転売するデメリット
アムウェイ製品のネット転売には、リスク以外にもデメリットがあることは、現在転売に講じている多くの人は知らないかもしれません。転売のデメリットは、大きく次の2つあります。
- 転売における相手からの問い合わせ対応や発送処理などに、思いのほか手間と時間がかかる
- その場しのぎの転売が、のちのちの正規販路の妨害となってしまう(自分の販売活動の妨げにもなる)
過剰在庫の処分に焦るあまり、安易に転売に手を出してしまうと、後々の販売活動の首をしめてしまうことになります。
また、回収できる見込みのないものに時間を割いて、本来進めるべき業務に支障が出るとすれば、それは本末転倒。在庫となってしまった製品は、潔くスピーディーに処分していくことが、本来のビジネスに邁進するためにも大切です。
何より、出品する側からすると、「購入の申し込みがあったが、この相手は本当にお客様なのだろうか?」と疑心暗鬼になってしまい、結果大きなストレスを抱えてしまって、本来注力すべき営業活動にリソースを割くことができなくなってしまうことも大きなデメリットといえるでしょう。
このように、在庫を転売によって処分するのは、そのリスクやデメリットを考えれば、メリットがほとんどないといえるのではないでしょうか。
問題なのは転売よりも「過剰在庫」を抱えること
転売についてのリスクやデメリットについて解説しましたが、ビジネスを行う上で本来問題となるのが、過剰在庫を抱えてしまうことです。
ここからは、なぜ過剰在庫を抱えることになってしまうのか、またその解決策について見てみましょう。
過剰在庫を抱えてしまう背景
アムウェイビジネスで稼ごうと思ったら、小売利益に加えボーナスの取得が不可欠。
ボーナスの取得に必要なのが、アムウェイ製品を仕入れる(アムウェイから購入する)ことで発生するPVと呼ばれるポイントの獲得と、自分のグループの構築です。
最初のステップとなるのが、月間150万PVを獲得すること。それを達成することで、ピン・レベルというタイトルを取得でき、さらにそこから成績に応じてランクアップしていくのがアムウェイビジネスの仕組みです。
PVを獲得するため、また、ピン・レベルを維持するために、ABOがある程度の在庫を確保することは必要不可欠。ABOが月末のポイント調整に躍起になり、つい自費購入がかさむ→過剰在庫となるというループに陥ってしまうのはこのためです。
しかし、自己資金をショートさせるような過剰在庫を抱えるのは、大きな問題です。
過剰在庫をなくすための方法とは?
まず一番重要なのが、自分のグループの構築です。ABOが獲得するボーナスは、グループ全体のPV数により計算されるため、より多くのダウンを構築していくことでPVを獲得しやすくなります。
少ない人数で自費購入を重ねるよりも、よりよいグループを構築してみんなでPVを稼いでいくことが、アムウェイビジネスを成功させる何よりの秘訣です。
一方でもう一つ大切なのが、在庫処分の方法を考えておくこと。
おすすめなのは、MLM製品の買取専門店に買い取ってもらう方法です。買取専門店によっても買取相場やサービス内容はさまざまですので、いざというときのために、信頼できる買取専門店を見つけておくとよいでしょう。
買取専門店を利用する際に、最も重要視するのは相場価格という方が多いと思います。同じ商品を買い取ってもらうのであれば、できるだけ高い買取価格で買い取ってもらいたいものです。
しかしながら、どの商品も一律で買取価格が設定されている買取店は無く、例えばサプリメントなど需要が多い商品は買取価格は比較的高く設定されているものの、需要が少ない商品(例えば空気清浄機など)は査定が低くなりがちです。
参考記事:【2023最新版】アムウェイ商品の買取相場を解説。
買取専門店を選ぶ基準は? 買取価格よりも重要なこと
買取専門店を選ぶにあたって、もっとも大事なことは「いかに身バレリスクを避けることができるか」です。そして、それを見極めるには、各々の買取店が買い取った後の商品をどのように扱っているかが重要になります。
まず、どんな買取店でも、買取った商品をいずれかの形で再流通させます。重要なのは、どこで再流通させているかということです。ほとんどの場合、インターネット上で再流通されていますが、大きく分けると3種類あります。
- フリマ・オークションサイト(メルカリ、ヤフオク等。消費者が別の消費者に対して行う、インターネットを介した商品やサービスの取引。いわゆるCtoCと呼ばれるもの)
- ショッピングモール(楽天・Amazon・Yahooショッピングなど。複数のブランドや店舗が、一つの大きなサイトに集まって出店する形式の大型プラットフォーム)
- 店舗自身が独自ドメインで運営するECサイトで販売(自社ECとも呼ばれる)。
そして、身バレリスクが高い順に並べると、①>②>③となります。
①のリスクが高い理由は、前述のとおりアムウェイ側のパトロールが強化されていることや、売り手=ABOとなっているケースが多いためです。
一方で、②のリスクも場合によっては①より高くなる可能性があります。楽天やAmazonでモノを購入するということがこれだけ一般的になった今、「アムウェイ商品も楽天・Amazonで割安で買える」という認識が消費者にとって一般的になってしまうと、ABOを通じて商品を購入する必要がなくなってしまいます。アムウェイ側の立場で考えると、「楽天・Amazonは多くの消費者が利用するため、公式以外の販売監視をさらに強める」と判断する可能性は大いにあります。
また、アムウェイは自社ECのほか、過去にはAmazonで公式に販売をしていました。そのため、Amazonで買取店舗が販売している商品について、アムウェイの問い合わせ窓口に消費者が問い合わせるケースも発生しやすいといえます。そのため、Amazonでの再販売は特に、身バレのリスクが高いといえます。
上記を鑑みたときに「買取専門店を利用したいけれども、リスクを考えると躊躇する」という方も多いのではないでしょうか?そのような方は是非、ここから先を読み進めていただくことをお勧めいたします。
【オススメ】MLM製品買取専門店・ベストケアオンラインのご紹介
ベストケアオンラインは、アムウェイをはじめとするMLM製品の買取専門店。2003年に創業し、今年で実に22年目を迎える老舗です。
アムウェイビジネスを熟知していることから、秘密を厳守した高価買取を実現。1個から大口のお申込みまで幅広く対応し、個人はもちろん、多くの法人ディストリビューター様からの信頼も獲得しています。
ベストケアオンラインは単なる買取店ではなく、ABOの皆様のビジネスをバックアップするという目線を大切にしているため、以下を徹底しています。
- 身バレリ防止の徹底:追跡コードを含む
- 販売先は独自ドメイン(自社サイト)のみ:モール・フリマでは販売しません。
- 年間延べ2万人以上の固定顧客への販売
また、在庫の高価買取はもちろんですが、全商品査定なしで高価買取予約が可能な「ポイント買取システム」という、ベストケアオンライン独自のサービスをご用意しています。
これから発注予定の方や月末のポイント調整がある方に大きなメリットがありますので、アムウェイ製品ご注文の際は、ぜひベストケアオンラインのポイント買取システムを、事前にチェックしてみてください。
アムウェイ製品の転売に講じるよりも、買取店を上手に使いましょう
アムウェイ製品の転売は違法ではないものの、リスクやデメリットが多いことがお分かりいただけたのではないでしょうか?そもそも転売に講じなくてすむよう、過剰在庫を抱えないことが何よりも大切です。
アムウェイビジネスの在庫管理に必要不可欠な存在ともいえるのが、信頼できる買取店の存在。ABOの方々のビジネスに寄り添った、メリットの多いサービスを提供しているベストケアオンラインなら、あなたのビジネスパートナーとして最適です。ぜひ一度サイトをご覧ください。