アムウェイのABOの皆様の多くが直面する最大の課題の一つは、余剰在庫の処分方法を見つけることです。一方で、日本アムウェイはいわゆる「不正流通」を厳しく取り締まっており、在庫を処分したいABOの皆様にとって大きな懸念事項となっています。
そこで今回は、不正流通の発覚リスクが無く、かつ信頼できる在庫の処分方法について「ガイドライン」をご紹介します。
目次
アムウェイ側が不正流通を取り締まる理由は？
日本アムウェイが「不正流通」を厳しく取り締まる主な理由は、製品の品質保持とブランドイメージの保護にあります。
アムウェイビジネスは、アムウェイが定める品質管理基準のもと、正規の販売ルートによってエンドユーザーに商品が提供されることを前提としています。不正流通は、正規ではない販売ルートを通じて製品が流通することを意味しますが、これによって製品の品質が保証されなくなるため、消費者の信頼やブランドイメージを損なう可能性があります。
そのため、アムウェイはABOとその顧客が最高品質の製品を受け取れるよう、正規ルートでの販売をルール化し、監視も行っています。
例えば、アムウェイには、商品のシリアルナンバーから販売元となったABOを特定できる追跡システムがあります。楽天やAmazon等で販売されているような、正規ルート以外の商品はアムウェイが監視しており、不正流通が行われていないか抜取りでチェックされているというのは、ご存知のABOの方も多いかと思います。
タイトル獲得のために必要な買い込み
ビジネスを発展させたいABOの方は特に、タイトルを維持・達成するためには、自費購入（買い込み）が必要なステップであると理解していると思います。この買い込みをアムウェイビジネスにおける投資と捉えている方も多いのではないでしょうか？
そのうえで、ビジネスを長く継続するには、投資した金額をできる限り回収する必要があります。そのためには、安全かつ効率的な在庫の処分方法を見つけ出すことが重要となります。適切な処分戦略は、ビジネスの持続可能性を保つための鍵となります。
そこで出てくる選択肢が、ABOの多くの方が行っている「転売」です。転売すれば、ABOは投資額の一部を回収できますので、大量の在庫不良を抱えてしまうリスクを避けつつ、PVやランクを維持するための賢い方法といえるでしょう。
ただし、転売された商品は後ほど説明するようないくつかのルートで再流通することになります。再流通のルートによっては、リスクが高くなることを認識しておく必要があります。
アムウェイでは、購入した製品のネット転売を規約で禁止しているため、フリマサイトやネットオークションに出品することはできません。万が一その情報が発覚して不正流通であると判断された場合には、ランクやボーナスをはく奪をされることがあるのです。
リスクを抑えた転売方法を選択すべき理由
アムウェイ製品を売る方法にはさまざまな選択肢があります。しかし、まず知っていただきたい点としては、間違った方法で転売を行うと、大きなリスクが生じるということです。
最初に説明したように、アムウェイは正規ルート以外の流通品を「不正流通」と見なします。ここから、転売ルート別に不正流通の発覚リスクを解説します。
転売ルート①：買取業者に買い取ってもらう
まずは買取業者に転売する方法です。アムウェイ商品を買い取ってくれる業者は多数ありますが、大きく2つに分かれます。
１：何でも買い取る系（リサイクルショップ・ブランド品買取店舗 等）
アムウェイに限らず、色んな商品の買取業者としてまず思いつくのはリサイクルショップだと思います。セカンドストリートといった全国規模のリサイクルショップや、各地でブランド買取サービスを展開している店舗でもアムウェイを取り扱っている場合があります。
過去にこれらの店舗を利用したことがある人であれば、それほど抵抗なく利用でき、またすぐに現金化できるというメリットがあります。
一方で、高価買取は難しく、冒頭で述べた追跡システムへの対策を期待することはできません。今後ビジネスから身を引きたい人など「買取価格は気にしない、とにかく早く処分したい」という状況であれば、利用しやすく身近な転売先といえるでしょう。
２：MLM専門買取店
意外と知らないABOの方もいらっしゃるのですが、MLM商品を専門に買取している業者も存在します。「専門買取店」などとも呼ばれますが、上記のようなトレーサビリティやビジネスの動向を熟知しています。
ただし、店舗によっては専門買取店を謳っていながらも、一般的なブランド品買取とスキームが変わらない体制であったり、不正流通発覚のリスクが非常に高い方法（楽天やAmazonといった大手ショッピングモールで販売している 等）を採っている店舗もあるので、取引前にしっかりと店舗を見極める必要があります。
そのため、良い店舗を選べば非常に安全性が高いですが、逆に店舗選びに失敗すると反ってリスクが高くなります。優良店舗を選ぶためのガイドラインについては、この後で説明します。
転売ルート②： CtoCマーケットプレイスを通じて自ら売る
CtoCとは「Consumer to Consumer」の略称で、「個人間取引」と訳されます。CtoCマーケットプレイスでは「メルカリ」が有名ですが、それらのサイトにABO自らが出品することで転売することも珍しくありません。
普段から使っているABOの方にとっては特に抵抗なく使える方法だと思いますが、出品者と商品が直接紐づくという点と、追跡対策を施すのが個人では難しいという点から、特にリスクが高くおすすめできない方法となります。
転売ルート③：オークションサイトを通じて自ら売る
最も有名なのは「ヤフオク」ですが、「モバオク」といったサイトでも古い商品が販売されています。オークションサイトであれば、できるだけ賑わっているプラットフォームを使う方が良いですが、上記②と同じ理由でリスクが高く、かつリターンは低いといえる方法です。
信頼できる在庫の処分方法についてのガイドライン
上記でご紹介したとおり、アムウェイ在庫を処分する方法として最も安全なのがMLM専門買取店を利用する方法です。ただし、店舗の選択によっては逆にリスクが高くなってしまう可能性があります。
ポイントとなるのが、買取店が「どこで買い取った商品を再流通させているか？」です。いずれの買取店も、買い取った商品を一般消費者に向けて販売することで、買取店は利益を得ています。MLM買取店に限らず、リサイクルショップや質屋形態の店舗でも同様です。
しかしながら、多くの買取店では、買い取った商品を楽天やAmazonといったモールで再流通させているのが現状です。冒頭で、アムウェイ側は楽天やAmazonで販売されている商品を監視していることをお伝えしましたが、身バレリスクの高さが想像いただけると思います。
特に、「大口対応可能」と謳っている店舗において、楽天やAmazonで再流通させている場合は注意が必要です。仮に大量に買い取ってもらった場合を考えてみましょう。それらの商品が頻繁に監視されている楽天やAmazonで流通される結果となるため、身元特定のリスクが高まることは想像に難くないと思います。
では、どのような方法で信頼できる店舗かどうかを見定めるべきなのでしょうか？そのガイドラインを紹介します。
手順1：買取店の候補をピックアップ
まずは大まかな候補をピックアップする作業です。インターネットで検索すると、多くの買取店がヒットすると思います。それらのホームページをチェックして、追跡対策を行っているか確認しておきます。
また、月末のポイント調整が必要となった場合、大口買取が必要となる場合もあると思います。そのような場合の対応が可能な店舗かどうかも見ておくと良いでしょう。ただし、大口買取が可能な店舗の場合、次の手順が重要になります。
手順2：買取店舗名や社名で楽天やAmazonで販売されていないか調べる
インターネット上で情報を調べるにあたって、多くの方はGoogle検索を利用されていると思います。例えば、「アムウェイ 〇〇 楽天」（※〇〇は買取店舗名）などで調べると、簡単にチェックすることができます。また、楽天やAmazonのホームページ上で店舗名検索を行い、ヒットが無いかどうかも確認しておくと良いでしょう。
手順3：実績をチェックする
買取店舗と一口に言っても、アムウェイビジネスを長年サポートしてきたMLM買取専門店舗と、ほかの中古品買取と兼業でアムウェイ買取を行ってきた店舗があります。前者の場合、さまざまなMLMビジネスについて熟知しており、各ABOの状況に合わせたビジネスのバックアップを提案してくれるはずです。
手順4：候補を絞って問い合わせてみる
上記の手順1～3で候補を絞り、残った店舗に実際に問い合わせしてみましょう。問い合わせのレスポンスを見て、最も信頼できそうなところと商談を進めることをお勧めします。
当店ベストケアオンラインのご紹介
当店ベストケアオンラインは、アムウェイをはじめとするMLM製品の買取専門店です。2003年に創業し、MLMビジネスのサポートにおいても、今年で22年目を迎えます。ニュースキンなど他のMLM商品も取り扱っており、様々な背景を熟知している自負があります。
単なる買取店ではなく、ABOの皆様のビジネスをバックアップするという目線を大切にしているため、以下を徹底しています。
- 身バレ防止の徹底：追跡コードを含む
- 販売先は独自ドメイン（自社サイト）のみ：モール・フリマでは販売しません。
- 年間延べ２万人以上の固定顧客への販売
また、在庫の高価買取はもちろんですが、全商品査定なしで高価買取予約が可能な「ポイント買取システム」という、ベストケアオンライン独自のサービスをご用意しています。上記の手順4の候補に加えていただき、ぜひ一度お問合せください。
