「アムウェイビジネスをしているけど、そもそもアムウェイはどんな会社なのだろう？」
企業としてのアムウェイやどのようなビジネスモデルになっているのかもきちんと把握しておきたいですよね。
そこで今回は「企業としてのアムウェイ」「アムウェイのビジネスモデル」についてご紹介します。
□企業としてのアムウェイについて詳しくご紹介いたします
アムウェイという言葉やビジネスモデルが先行しており、あまりアムウェイという企業について知らない方も多いのではないでしょうか。
アムウェイは売り上げが全世界で1兆円を超えており、2021年5月時点で日本だけでも1000億円を超えている会社です。
創業者であるジェイ・ヴァンアンデル氏は全米商工会議所の会頭を史上初の2期連続で務め、息子のスティーブ氏も会頭を務めました。
全米商工会議所とは、日本でいうところの経団連のような組織です。
また、世界トップレベルの認証機関の審査をクリアしている製品を多数取り扱っており、製品の性能や原材料も優れています。
ニュートリライトというサプリに関しては、強豪サッカークラブのACミランとサポート契約をしていたこともあります。
このように、製品の質、売り上げの規模などを見ると、とても大きな優れた会社であることがわかります。
それではなぜアムウェイは怪しいと言われることが多いのでしょうか。
その理由として挙げられるビジネスモデルについて次に詳しくご紹介いたします。
□アムウェイのビジネスモデルについて詳しくご紹介いたします
アムウェイが怪しいと言われる最も大きな理由は、ダイレクトセリングのビジネスモデルにあると言えるでしょう。
ダイレクトセリングとは、製品を利用した方が口コミを通じて直接他の消費者に販売する仕組みのことを指します。
小売店や卸の業者に頼らずに商品を販売できるため、手数料がかからないのが最大の特徴です。
広告や業者との取引などの販売するための費用があまりかからないため、その分のお金を製品を販売してくれた方に一部還元するという仕組みになっています。
販促方法が一般の企業と抜本的に異なることがアムウェイのビジネスモデルの特徴だと言えるでしょう。
ダイレクトセリングでお金が還元される仕組みはTポイントやAmazonのポイントのようなもので、口コミした量に応じてポイントが還元され、そのポイントに還元率をかけた分のお金が戻ってきます。
製品を使ってみて良かった場合には他の人にその製品を勧めて、購入してもらえるとポイントがつくという仕組みです。
使ってくれたポイントが多いほど還元率が高くなるため、盛んに製品の販売が勧められているのですね。
また、口コミした量のボーナスだけでなく、独立グループの売り上げボーナスを手に入れられるという仕組みもあります。
自身のグループの中からとても成績の高い人が出てくると、成績の高い人が率いるグループは独立して、その売り上げの4％を貰える仕組みなので、様々な権利収入が存在しているのですね。
「ダイレクトセリングの仕組みはネズミ講と一緒じゃないの？」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、アムウェイの仕組みはネズミ講とは法律的に区別されています。
ネズミ講は上の人が下の人よりも儲かるシステムになっており、お金の受け渡し自体が目的になっているものなので違法です。
しかし、アムウェイのビジネスモデルはダイレクトセリングまたはマルチレベルマーケティング(MLM)と呼ばれるもので、合法の商品販売方法の一種です。
□アムウェイのビジネスモデルによって人間関係は壊れるのか？
アムウェイビジネスをされている方の中で、人間関係が壊れる可能性があると心配している方も多いと思います。
上述しましたように、アムウェイのビジネスモデルは、人から人へと商品を販売していく仕組みなので、無理なノルマがあったり、無理な販売方法をしたりして人間関係を壊すことになるというイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、このような問題はほとんどの場合起こりません。
そもそも、アムウェイの製品の販売にはノルマが課せられていないため、無理に販売する必要はありません。
自分で使ってみて本当に価値があると感じたもののみを勧めるようにするように意識するだけで、相手に不快感を与えることも、無理に販売している気持ちになることもなくなります。
もし仮に人間関係が壊れるようなトラブルが起きてしまったとしたら、強引に販売してしまっている可能性があるかもしれないのでご注意ください。
自分の還元率のために製品の良い点のみを誇張して伝えて購入してもらったとしても、購入した方がイメージしていた商品と現実の商品のギャップに驚いてしまい、信頼を失ってしまいかねません。
相手を騙すようなセールスを行なってしまうと人間関係に影響が出てしまうので、誠実に商品を勧めるという姿勢が大切だと言えるでしょう。
□まとめ
今回は「企業としてのアムウェイ」「アムウェイのビジネスモデル」についてご紹介しました。
この記事でご紹介しましたように、アムウェイのビジネスモデルで人間関係を壊さないためにも、無理に販売せずに本当に良いと思った商品だけをおすすめするように心がけることが大切です。
